運送業のファクタリング
ファクタリングは売掛債権の売却であって、借入ではありません。この違いが、使える場面と注意点を決めています。
借入ではないので信用情報に載らない
運賃の売掛金を、入金日より前にファクタリング会社へ売却し、手数料を差し引いた金額を受け取ります。
借入ではないため:負債として計上されず、信用情報にも載りません。銀行融資の審査に直接は影響しないのが特徴です。
審査の中心は売掛先の信用:自社の決算が赤字でも、売掛先がしっかりしていれば通ることがあります。ここが銀行融資との最大の違いです。
自社の売掛先で通るか、無料で確認する
審査は売掛先の信用が中心です。自社の決算だけで諦める必要はありません。
- 審査・見積もりは無料。オンラインで完結します
- 運送業に特化しているため、業界特有の商流が前提で話が通じます
- 最短60分での審査に対応しています
2社間と3社間の違い
2社間ファクタリング
自社とファクタリング会社の2者で完結。売掛先に知られません。入金が早い一方、ファクタリング会社のリスクが高いため手数料は高めになります。
3社間ファクタリング
売掛先の承諾を得て行う方式。手数料が低い代わりに、売掛先に通知が行き、承諾を取る時間もかかります。
運送業では元請との関係を考えて2社間を選ぶケースが多いのが実情です。ただし手数料差は大きいため、関係性次第では3社間を検討する価値があります。
手数料はいくらか
公表している会社があります。イージーファクター(2社間・オンライン完結)は公式サイトで手数料2%〜8%、手数料以外の費用は一切なしと表示しています(2026年9月18日確認)。まずこの幅を基準に置いてください。
そのうえで、必ずやってほしい計算が1つあります。手数料を年率に直すことです。
上限がない代わりに、自分で物差しを当てる必要があります。その物差しが年率です。
手数料を年率に直す(当サイト計算)
| 入金までの日数 | 手数料2% | 手数料5% | 手数料8% | 手数料10% |
|---|---|---|---|---|
| 30日後に入金 | 年24.3% | 年60.8% | 年97.3% | 年121.7% |
| 60日後に入金 | 年12.2% | 年30.4% | 年48.7% | 年60.8% |
| 90日後に入金 | 年8.1% | 年20.3% | 年32.4% | 年40.6% |
計算式:手数料% × 365 ÷ 入金までの日数。当サイトの計算です。比べる相手は、利息制限法の上限である年15%(元本100万円以上)です。
①30日後に入金される売掛金を売ると、手数料1.23%を超えた時点で、利息制限法の上限(年15%)より高くなります。(15 ÷ 12.17 = 1.23)。つまり「2%だから安い」は、30日サイトでは成り立ちません。
②逆に、入金サイトが長いほど年率は下がります。90日サイトの売掛金を手数料2%で売れば年8.1%。これは銀行の事業性融資と比べても不利とは言えない水準です。
運送業は入金サイトが60〜90日のことが多い業種です。だから手数料の%だけを見て高い安いを判断すると、判断を間違えます。何日早く受け取るのかを必ずセットで見てください。
そのうえで、最後は金額で判断します。100万円の売掛金を手数料5%で売れば、差し引かれるのは50,000円。手元に入るのは950,000円です。判断すべきは「その50,000円を払っても、その資金で回す仕事が黒字か」の一点です。
オンライン完結の窓口でも、同じ債権を見積もる
手数料は債権の内容と売掛先によって変わります。2社以上で比べると差が見えます。
- 審査・見積もりは無料。オンラインで完結します
- 運送業に特化しているため、業界特有の商流が前提で話が通じます
- 最短60分での審査に対応しています
契約前の確認項目
1. 償還請求権の有無。「なし(ノンリコース)」が原則です。「あり」の場合は実質的に貸付であり、貸金業登録が必要な取引になります。
2. 手数料の総額。%ではなく、実際に差し引かれる金額。
3. 別途費用の有無。登記費用、事務手数料、印紙代など。
4. 入金までの日数。「最短即日」が自分のケースで当てはまるか。
5. 契約書の交付。書面が出ない取引は避けてください。
6. 会社の実在性。所在地、代表者、電話番号が明示されているか。
運送業特化の窓口で、条件を確認する
業界の商流を理解している相手だと、確認の手間が減ります。審査・見積もりは無料です。
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一次情報の確認先
このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。