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運送業のファクタリング

ファクタリングは売掛債権の売却であって、借入ではありません。この違いが、使える場面と注意点を決めています。

このページの内容
  1. 借入ではないので信用情報に載らない
  2. 2社間と3社間の違い
  3. 手数料はいくらか
  4. 契約前の確認項目

借入ではないので信用情報に載らない

運賃の売掛金を、入金日より前にファクタリング会社へ売却し、手数料を差し引いた金額を受け取ります。

借入ではないため:負債として計上されず、信用情報にも載りません。銀行融資の審査に直接は影響しないのが特徴です。

審査の中心は売掛先の信用:自社の決算が赤字でも、売掛先がしっかりしていれば通ることがあります。ここが銀行融資との最大の違いです。

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審査は売掛先の信用が中心です。自社の決算だけで諦める必要はありません。

手数料・入金スピードは公式サイトの公表値です。審査結果により条件は変わります。無料見積もり可。広告(PR)を含みます。

2社間と3社間の違い

2社間ファクタリング

自社とファクタリング会社の2者で完結。売掛先に知られません。入金が早い一方、ファクタリング会社のリスクが高いため手数料は高めになります。

3社間ファクタリング

売掛先の承諾を得て行う方式。手数料が低い代わりに、売掛先に通知が行き、承諾を取る時間もかかります。

運送業では元請との関係を考えて2社間を選ぶケースが多いのが実情です。ただし手数料差は大きいため、関係性次第では3社間を検討する価値があります。

手数料はいくらか

公表している会社があります。イージーファクター(2社間・オンライン完結)は公式サイトで手数料2%〜8%、手数料以外の費用は一切なしと表示しています(2026年9月18日確認)。まずこの幅を基準に置いてください。

そのうえで、必ずやってほしい計算が1つあります。手数料を年率に直すことです。

なぜ年率に直すのか。ファクタリングは借入ではなく売掛債権の売買です。だから利息制限法も出資法も適用されません。上限がありません。(利息制限法第1条は元本100万円以上で年15%、10万円以上100万円未満で年18%。出資法第5条第2項は年20%超で刑事罰。いずれも貸付に対する規制です。)
上限がない代わりに、自分で物差しを当てる必要があります。その物差しが年率です。

手数料を年率に直す(当サイト計算)

入金までの日数手数料2%手数料5%手数料8%手数料10%
30日後に入金年24.3%年60.8%年97.3%年121.7%
60日後に入金年12.2%年30.4%年48.7%年60.8%
90日後に入金年8.1%年20.3%年32.4%年40.6%

計算式:手数料% × 365 ÷ 入金までの日数。当サイトの計算です。比べる相手は、利息制限法の上限である年15%(元本100万円以上)です。

この表の読み方は2つです。
①30日後に入金される売掛金を売ると、手数料1.23%を超えた時点で、利息制限法の上限(年15%)より高くなります。(15 ÷ 12.17 = 1.23)。つまり「2%だから安い」は、30日サイトでは成り立ちません。
②逆に、入金サイトが長いほど年率は下がります。90日サイトの売掛金を手数料2%で売れば年8.1%。これは銀行の事業性融資と比べても不利とは言えない水準です。
運送業は入金サイトが60〜90日のことが多い業種です。だから手数料の%だけを見て高い安いを判断すると、判断を間違えます。何日早く受け取るのかを必ずセットで見てください。

そのうえで、最後は金額で判断します。100万円の売掛金を手数料5%で売れば、差し引かれるのは50,000円。手元に入るのは950,000円です。判断すべきは「その50,000円を払っても、その資金で回す仕事が黒字か」の一点です。

複数社から見積もりを取ってください。同じ債権でも会社によって条件が変わります。無料で見積もりが出るところであれば、比較のコストはかかりません。

オンライン完結の窓口でも、同じ債権を見積もる

手数料は債権の内容と売掛先によって変わります。2社以上で比べると差が見えます。

掲載する料金は各社公式サイトの公表値です。実際の費用は現地の状況により変わります。見積もりは無料。広告(PR)を含みます。

契約前の確認項目

1. 償還請求権の有無。「なし(ノンリコース)」が原則です。「あり」の場合は実質的に貸付であり、貸金業登録が必要な取引になります。

2. 手数料の総額。%ではなく、実際に差し引かれる金額。

3. 別途費用の有無。登記費用、事務手数料、印紙代など。

4. 入金までの日数。「最短即日」が自分のケースで当てはまるか。

5. 契約書の交付。書面が出ない取引は避けてください。

6. 会社の実在性。所在地、代表者、電話番号が明示されているか。

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業界の商流を理解している相手だと、確認の手間が減ります。審査・見積もりは無料です。

手数料・入金スピードは公式サイトの公表値です。審査結果により条件は変わります。無料見積もり可。広告(PR)を含みます。

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一次情報の確認先

このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。

次に見ておくガイド